2024年2月2日に発売された空間コンピュータ「Vision Pro(ビジョンプロ)」、日本のストリーマーでも既に手に入れている方が出てきているようです。ここではそんな日本のストリーマーの動画をピックアップしてみたいと思います。
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空間コンピュータとしてこれまでのVRゴーグルとは一線を画すデバイスとなるであろうApple Vision Pro。
HMDをこれまでのエンターテイメント用途メインの商品カテゴリーからより実用性の高い端末へと押し上げるデバイスへ変貌させ、仕事や日常生活で必要不可欠なツールになってゆくのではないかと思います。
まずAppleはユーザーインターフェイスへの妥協をしないので、最初に驚きを与えるのがその操作性だと思います。現実とバーチャルの境界を溶かすような体験がまず感じられるのではないかと思います。
外界との遮断は、日常生活でHMDを利用する際の大きな障壁のひとつでしたが、Vision Proでは被ったまま日常生活を送れる、現実世界の人とのコミュニケーションをとれるというのは非常に大きなポイントだと思います。
これはデバイスに触れる時間を増やすにおいて必須の機能だったと思います。
また空間写真や空間ビデオ、これは言葉で聞くよりも大きな革命になるものと思います。なぜならばこれは事実上時間と空間を超越する機能となるからです。
例えば家族で過ごす時間をVision Proで撮影すれば、その撮影した映像をそのまま三次元空間に入って追体験することができます。20年後にも幼かった我が子との思い出を今起きているかのように体験できるということです(時間の超越)。
またこれがリアルタイムであれば、自分の部屋に海外の友人を集めて一緒に過ごすことだってできる(空間の超越)。所詮バーチャル、と思われる方もいるかもしれませんが、デジタルツインによって現実のミラーワールドが構築されれば、コミュニケーション上それはもはや現実と変わらない世界にもなりえるということです。
日常生活での実用性が明確になったこのデバイスは、間もなく外でも利用されるようになるでしょう。実用性はファッション性よりも強いからです。
最初はマイノリティですが先進的な層が初期は批判を受けながら外で利用するようになり、それに追随するように外で使う層が広がってゆく、そして情報格差が生まれる、そこから普及がはじまるものと思います。
普及がはじまればバーチャル空間の威力が非常に絶大なものへと変わります。没入型の世界の需要も高まり、その他比較的安価なHMDの需要も高まるのではないでしょうか。
いよいよメタバース革命がはじまったという感じがしますね。