VRSNSからメタバースへ。本格的な経済圏の確立に必要なこと

clusterで活動していて思うのは、やはりまだまだコミュニティの規模が小さく村社会的な側面があるということ。ワールドに入れば知っている顔に会うという状態で、これはよい面もあるけれど悪い面もあるのだろうと思います。

もちろん人間関係がうまくいっているうちはよいのですが、一度フレンドとトラブルが発生したりすればコミュニティが小さい分居心地が悪くなってしまいます。

これはとてもSNS的であるとは思うのですが、メタバース的ではないなあと常々感じています。

現状のclusterのユーザー活動の多くは人間関係を中心に動いているように思います。~さんがイベントをやっているから参加する、~さんがアイテムを出したから買う、~さんに前にアイテムを買ってもらったからお返しに今度は私が買う・・・といった感じですね。

つまりアイテムで言えば、ハイクオリティなアイテムが売れるというよりは、現状は人脈でアイテムが売れる社会のように思います。アイテムが何かよりも誰からアイテムを買うかが重要という感じ。

※需要ではなく人脈で物が売れる構造はネットワークビジネスに似ています。これはcluster社が目指すクリエイターエコノミーの姿ではないかもしれません。

現状clusterでアイテム需要がないのは、そこに需要の基盤となる生活が存在しないからです。クラフトアイテムを売っても本気で部屋を作る人がいない、アクセサリーを売ってもおめかしして出席するような場所がない。これではアイテム需要も伸びていかないでしょう。

clusterが今後メタバース的になってゆくとすれば、そこに居住文化が定着し、住宅ができ、複数の都市ができてくるあたりなのかなと思います。人口が増えれば誰かと人間関係がうまくいかなくなっても逃げ場はたくさんある。

注意すべきことは、あまり早い段階でこの世界に支配的なヒエラルキーを生み出さないことです。これはclusterのメタバース化にとって障害になりえますし、我々ユーザーもこういった動きには警戒をすべきだろうと考えています。

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